保育園の入園準備として必要なものとしてお昼寝布団のバッグがありますよね。
私も入園準備で必要になったので、市販のお昼寝バッグを探していましたが結局は自分で手作りすることにしました。
お昼寝バッグを手作りをしたのは理由があります。
- 市販されているお昼寝バッグのデザインが可愛くない
- 私が持っている布団だと市販のお昼寝バッグには入らない
花嫁道具としてミシンを祖母から譲り受けながら3年間放置したくらい裁縫に興味がない&出来ない私でしたが、結構かんたんに作ることができました。
意外とやればできました
そこで今回の記事では、入園準備で必ず必要なお昼寝バッグの作り方について手芸初心者の方にもわかるように説明したいと思います。
出来上がり寸法
まず初めに私が作るお昼寝バッグの出来上がり寸法がこちらです。
タテ約63cm×ヨコ約75cm×マチ20cm
一般的なお昼寝バッグは三つ折りの敷布団です。
「タテ約45cm×ヨコ約75cm×マチ20cm」のお昼寝バッグである場合がほとんどだと思います。
私が持っていた敷布団は二つ折りでしかも厚めの敷布団だったので一般的なお昼寝バッグよりも大きめのバッグを手作りする必要があったんです。
要は売ってなかったので手作りするしかありませんでした
ちなみに私が保育園用に利用している敷布団は赤ちゃんの城というメーカーから出ている二つ折りタイプの敷布団です。
今回作り方を紹介するお昼寝バッグは、赤ちゃんの城の二つ折りの敷布団がピッタリ入る寸法のお昼寝バッグとなってます。
この敷布団をお昼寝バッグとして利用する場合はぴったりのサイズとなります。
できるだけ楽に作るために必要な最低限の道具
必要最低限の道具は画像の通りです。
- キルト生地
- アクリルテープ
- ミシン
- ミシン糸
- メジャー
- まち針もしくは仮とめクリップ
- ロータリーカッター
- カッターマット
- アイロン
- 定規
- チャコペンシル
- リッパー(縫い間違えた糸をほどく道具)
なにも道具を持っていない方は最低限このくらい揃えれば大丈夫です。
私もミシン以外何にも持っていませんでしたが、写真の道具を揃えてお昼寝バッグを作成することができています。
大きい生地の裁断は洋裁ハサミは不便です。
ロータリーカッターの方が絶対に使いやすいのでおすすめでします。
私が購入したのはオルファのロータリーカッターです。
北欧テイストの生地と黄色のアクリルテープを使ってお昼寝バッグを作成しています。
キルト生地やアクリルテープはもちろん自分が好きなものでOKなので、好みの生地を選んでください。
私は自分好みのキルト生地を探しに何店舗も実際に足を運びましたが、キルト生地は種類が極端に少ないのでネットで購入するのが断然おすすめです。
何店舗も足を運ぶのは時間がもったいないです。
ネットだと種類も比べ物にならないくらい豊富ですし、何よりも「可愛い!これでお昼寝バッグを作りたい!」って思えるような生地がたくさんあります。
お昼寝バッグを作るためにキルト生地を2m購入しましたが30cmほど余りましたので、170cmくらい購入すれば大丈夫だと思います。(横幅は注意して購入して下さいね!)
出来上がり寸法レシピ
まず、バッグ本体の寸法レシピがこちらになります。
私が持っている式布団は二つ折りにすると厚みが14cmありましたので、マチは大きめに20cmで作成する寸法レシピになります。
とにかく寸法レシピ通りの裁断をする事が一番のキモです。ここを間違うとやり直しになります。
キルトは高いので注意して裁断してください
最終的にはこのサイズのお昼寝バッグが完成します。
お昼寝バッグの作り方
まずはお昼寝バッグの作り方の大まかな流れをまず頭に入れましょう。
- 寸法通りに本体部の生地をカットする
- アクリルテープを裁断する
- 裁断した生地から糸がほつれないように裁ち目かがり縫いを行う
- 本体を縫う
- マチを作る
- アクリルテープの持ち手をつける
- 完成
持ち手の部分はアクリルテープを使いますから、実際は本体部分ができてしまえば9割型完成します。
作成するときに一生懸命すぎて写真を撮るのを忘れたので、作成済みのもので説明します。
寸法通りに本体部の生地をカットする
まずは寸法レシピ通りにキルト生地を裁断しましょう。
何度も言いますが、ここを間違って切ってしまうと元も子もありませんので注意してください。
生地を裁断するときはチャコペンで印をつけてから、ロータリーカッターとカッターマット、定規を使って裁断します。
本体のキルトがかなり大きいので、正直切るだけでも初心者には結構大変な作業になります。
キルト生地を重ねていっぺんに切るのはNG!!
キルト生地は厚手なので重ねてロータリーカッターで裁断すると上の布と下の布がうまく切れずにギザギザになりますので、生地は重ねず裁断するようにしてください。
アクリルテープを切断する
アクリルテープも寸法通り(2.5cm×70cmを2本)に裁断します。
こちらはロータリーカッターとカッターマット、定規を使って裁断してもいいですし、裁ちバサミでもOKだと思います!
裁断した生地から糸がほつれないように裁ち目かがり縫いを行う
そもそも裁ち目かがり縫いってなんなのよ?
っていう私と同じ人種の人のために。笑
上の写真の右端の白い糸がギザギザの部分がありますよね?
裁ち目かがりとは、この部分の縫い方のことを指します。
裁ち目かがり縫いを行う理由は「生地端のほつれを防止する」ためです。
ロータリーカッターを使って生地を裁断したと思いますが、そのままにしておくとほつれてくるので、ほつれを防止するために裁ち目かがり縫いを行います。
バッグの内側の部分なのでめんどくさくてやりたくない人はこの工程は不要なのかなとも感じますが、出来るだけ完成度を高めたい人は必ずやるべき工程でもあります。
私はJUKIのミシンを使っていますが、裁ち目かがり縫いのときは押さえ(銀色の部品)を交換する必要があります。
押さえの交換作業は各ミシンでやり方が異なりますので、それぞれのミシンに合った方法でやるようにしてください。
ミシンの取扱説明書に記載されています
本体を縫う
裁断して生地端に裁ち目かがり縫いをしたら、でっかい長方形の生地ができたはずです。(見えづらいですが、下の写真の右端に白い糸で裁ち目かがり縫いがされています!)
これがバッグ本体になります。
裁断した生地を中表に合わせて(写真のように裏面が表に来るように生地を合わせて)、両端を1cmの縫い代で直線縫いで縫い合わせします。
最初に返し縫い→直線縫い→最後までいったらまた返し縫いで縫って下さい。
両端の縫い合わせが終わったら、バッグ内側にきれいなマチを作るために縫い代をアイロンでしっかり割ります。
マチを作る
直線縫いが終わったらマチを作ります。
底のところを潰して三角にしてから定規で20cmのところにチャコペンでまっすぐ印をつけます。(本来であれば20cmって書いてある上に生地がありました)
印をつけた箇所を直線縫いします。両端は返し縫いしてください。
直線縫いした箇所から外側1センチのところをロータリーカッターでカットして端の部分を裁ち目かがり縫いをします。
もう片方も同じやり方でマチを作って下さい。
アクリルテープの持ち手をつける
バッグの口を3cmで2回折って三つ折りにします。アイロン定規と洋裁クリップがあるとスムーズにできます。
しっかりアイロンでクセをつけて三つ折りにしたら、洋裁クリップでずれないように生地をとめてください。
端から30cmのところにアクリルテープを挟みこみ洋裁クリップで留めたら、もう片方も同じように留めます。
ここまで出来たら端から1cmのところをアクリルテープを挟んだまま、直線縫いします。
直線縫いが終わったら、アクリルテープを上に返して三つ折りにした部分に縫い付けます。
敷布団は結構重いので持ち手が外れてしまうことがあるので、しっかり縫い付けてください。
完成
タテ約63cm×ヨコ約75cm×マチ20cmのお昼寝バッグが完成です。
まとめ
私が作ったときは、後悔したくないママのための子育て充実サイトというブログを参考にしてこのお昼寝バッグを作りました。
かなり分かりやすく解説されてあり、他の手芸用品の作り方など詳しい記事がたくさんあるのでとても参考になりますよ。
洋裁経験ほぼゼロ(小学生以来)の私でもこのお昼寝バッグは4時間くらいで完成することができました。
かなり手間取って4時間なので、ミシンの基本を知っている人が作れば2時間かからず作成できると思います。
皆さんも可愛い我が子のために是非チャレンジしてみてください!大丈夫、意外と作れるもんですから!