育児休業から職場復帰をするときに時短勤務かフルタイムにするかで悩んでしまうワーママは多いですよね。
時短だと給与も少なくなりますし、なにより時短勤務にすることで同僚に迷惑がかかるのが申し訳ないと感じてしまう責任感の強いママも多いのではないでしょうか?
私も同じように育休から復職する前にフルタイムと時短どちらを選択するかとても悩みましたが、最終的には時短勤務を選んだんです。
実際に復職した今感じることは、時短勤務の復職にして本当に良かったということ。
そして「迷惑をかけたくないから」という理由で自分が無理をしてフルタイム勤務を選択する必要はないということです。
今回の記事では、実際に時短勤務で復職した私がたとえ給与が少なくなってでも時短勤務をおすすめする理由について記事にて紹介したいと思います。
- 夫婦共働き核家族
- 子ども1歳児ひとり
- 両親族遠方で手助け一切なし
- 認可保育園通い
- ママ通勤時間50分
- パパ通勤時間15分
一般的かつ典型的な核家族世帯として生活しています。
復職は「時短勤務」が絶対におすすめな理由
復職前と同じように働けない!
私がワーママに時短勤務をすすめる理由は、復職前と同じようにバリバリ働くことがどうしたって不可能だと実感したからです。
もちろん私自身もバリバリ仕事がしたかったですし、同僚と同じくらいの業務をこなしたいと今でも思っています。
でも、子どもが小さいと本当に復職前と同じペースで働けない現実があります。
毎日の保育園のお迎え時間にも制限があるし、通勤も下道だと1時間弱かかるので残業もなかなかできません。
特に「復職前と同じように働けない!」感じたのが仕事でプロジェクトが立ち上がった時です。
定常業務の他にも業務が発生してきますが、残業できる時間は限られていています。
仕事が終わっていなかったら先輩や同僚にフォローしてもらうしかいないし、何をどう頑張っても迷惑をかけてしまう時があります。
ワーママとして働く以上、家事育児仕事の両立についてある程度認識していたつもりだったし、覚悟もあると思っていました。
しかし、実際に子育てしながら仕事をするということは想像以上に大変で両立の難しさを感じました。
フルタイムから時短に勤務体制を変更するのは絶対に気まずい
「フルタイムで頑張れるし、復職したらバリバリ働くぞ!」
と思っていても、実際は両立が大変で時短勤務に変更したい!と思うママも多いですよね。
でも、フルタイムから時短にしたいと上司に言い出すのはなかなか勇気がいります。
時短にすることで、新しく人員を増やさなければならない場合もありますし、フルタイム復職から時短勤務に戻したいと言うのは会社にも迷惑がかかるかもしれません。
もともとフルタイムで暮らしが成立していたのであれば、
「フルタイムで両立ができていたのに今更なぜ時短にするの?」
と思われる可能性だってあります。
それだったら最初から時短勤務で働いていた方が精神的に楽ですし、会社にも迷惑がかかりません。
金銭的な不安がなければ、時短勤務ができる間は制度を利用した方が絶対にいいです。
フルタイムは時短より夫婦喧嘩が増える
時間のゆとりは心のゆとりとはよく言ったもので、早く家に帰れるだけで生活に余裕が出来ます。
夫婦共働きであれば、夫婦で家事の分担はしていると思いますが、やっぱり女の人に家事のウェイトが大きいことが多いです。
たとえ旦那さんが毎日の帰宅時間が仕事が原因で遅かったとしても、自分も正社員として働いている環境で家事の全てを担わされたらやっぱり負担に感じてしまうはずです。
旦那さんが一生懸命働いてくれているのは重々わかっていても、自分も正社員として働いていて時間のゆとりがないとどうしてもイライラしてしまうものですし、喧嘩も増えてしまいます。
時短勤務であれば、フルタイムよりも格段に時間のゆとりが増えるので夫婦喧嘩も少なくなります。
無理してフルタイムを選択する必要がない理由
「同僚に迷惑をかけるから」
という理由で無理をしてフルタイム勤務にするという選択はあまりおすすめ出来ません。
気づかいの「無理」はのちのちこじれるもとになるからです。
会社は長い目で社員のことを見てるので、子どもが小さい間は色々な人の手助けが必要な時期であることを分かっています。
フォローしてもらうのが当たり前と思うのは絶対にダメですが、時短勤務でもある程度の仕事をキッチリやっていれば誰も文句は言いません。
子持ちで働く以上、急な欠勤やフォローが必要だということに理解がある会社も多くなってきたので、本人が無理をしてまでフルタイムを選択する必要はないと思います。
まとめ
- 復職前と同じように働くのはそもそも無理
- フルタイム→時短に変更するのは難しい
- フルタイムで余裕がないと夫婦喧嘩が増える
最初はとりあえず時短勤務にして、余裕があればフルタイムに変更することをおすすめします。
今は短い時間でしか働けないかもしれませんが、子どもが大きくなったらもっとバリバリ働ける日が必ず来ます。
子どもが小さい時は仕事をセーブして仕事と家庭を両立するのも大切な時期であると思いますよ。