ドライブレコーダーを取り付けたい方は多いと思いますが、工賃が高いので実際には取り付けを断念する方も多いですよね。
せっかくドラレコをつけるのであれば、あおり運転対策で前後2カメラを付けたいと思う方が多いと思います。
私もどうせつけるなら前後2カメラの一択でしたし、ほとんどの人がそう思いますよね
しかし、前後2カメラのドライブレコーダーとなるとドラレコ本体も工賃も1カメラの場合よりも高額です。
実際に大手カー用品店に見積もりを依頼したところ、前後2カメラだとドラレコ本体と工賃込みで4万程度の費用が必要と言われました。
ドラレコに4万は金銭的に結構きびしい!
ドラレコの重要性はわかっているつもりですが、さすがに4万は高額すぎて取りつける気が失せてしまいます。
自分で取り付ける事ができれば一番安くできていいんだけど…
ドラレコは前後2カメラでも意外と取り付けは簡単。自分できれいに配線の取り回しをしてみたら?
アドバイスされたのがキッカケで、実際に自分で前後2カメラのドラレコの取り付けをチャレンジしてみることに。
前後2カメラのドラレコの取り付けなんて自分でできるわけない!!
と思うかもしれませんが、結果的に友人のアドバイス通り、車に全く詳しくない私でも前後2カメラできれいに配線を隠して取り付けする事ができたんです。
ど素人の私でもできたので間違いなくドラレコは自分できれいに配線を隠して取り付けることが可能です。
ぶっちゃけ、少し勉強すればプロ並みに取り付けする事ができます!
カー用品店で取り付けをしてもらう前に本記事をチェックしてみて判断することをおすすめします。
本記事ではリアカメラ配線の取り回しについて説明します!
ドラレコを自分で取り付けるために必要な道具
まず、ドラレコを自分でとりつけるために必要な道具をご紹介します。
- ドラレコ本体(シガーソケットタイプのもの)
- 電源ソケット
- 内張はがし
- 検電テスター
- 配線ガイド
- ヤスリ(金属製のもの)
- シリコンスプレー
- 結束バンド、もしくはビニールテープ
- ラジオペンチ
- モンキーレンチ(小さめのもの)
自分で取り付けする場合、ドラレコ本体以外の工具類一式を揃える費用として3,000円ほど必要になります。
通常のドラレコ工賃は前後2カメラだと1万5千円から2万円程度必要なので、自分で作業できればかなり安くすみますよね。
スーパード素人ですが取り付けは1時間半程度で作業する事ができました
プロ並みに綺麗に配線するには、とくに配線ガイドと電源ソケットは必須!
これらがないと配線の取り回しがうまくいきませんので必ず用意するようにしてくださいね!
ドラレコの取り付け方
まず、大まかな流れを頭に入れておきましょう!
- ドラレコ本体をシガーソケットに接続して動作確認をする
- フロントカメラの取り付け位置を決める
- リアカメラの取り付け位置を決める
- リアカメラの配線取り回しをする
- フロントカメラの配線取り回しをする
- 電源ソケットを使ってヒューズボックスから電源を取る
- エンジンをつけて動作確認をする
- 問題なければ整線作業をする
作業はこんな感じで進めていきます!
1は動作確認なので問題ないとして!
今回はリアカメラ配線の取り回しについて項目3〜4について本記事で紹介して行きたいと思います。
購入したドラレコは中国製メーカーの安価なタイプではなく、ユピテルの前後2カメラのシガープラグタイプのものを選んでいます。
ドラレコはすぐに壊れるものでもないですし、多少高額でも自分が安心して利用できるメーカーのものを選んでいます。
トヨタのアクアにドライブレコーダーの取り付けを行っていきます!
リアカメラの配線取り回し
まずリアカメラの取り付け位置を確定します。
リアカメラを取り付けたら、早速リアカメラケーブルを利用して配線の取り回し作業を行います。
トランク部分の配線取り回し
まず最初にトランクをあけて雨よけのジャバラを素手で外し、リアカメラケーブルを通していきます。
この作業は簡単そうに見えますが、なかなかジャバラにケーブルが通らないので結構苦労する工程です。
シリコーンスプレーをジャバラ内にスプレーしながら少しずつケーブルを通してあげてください。
シリコーンスプレーがないとうまく通せないと思いますので用意することをおすすめします
配線が通ったら、ジャバラ下の穴にケーブルを通してください。
この作業をすることでリア配線を完全に隠すことができます
トランクカバー上部にある雨よけのパーツを外します。
外したところから配線ガイドを入れてリアカメラケーブルをくくりつけて引っ張ります。
さらにバックドア上部にある四角いプラスチックカバーをあけ、リアカメラケーブルを通します。
ドライブレコーダーのリアカメラ本体とケーブルを接続します。
リアカメラ配線を助手席周辺までもっていく
トランク周辺の配線取り回しは終わったら、次はリアカメラ配線を隠しながら助手席側まで持っていきます。
プラスチックのカバーを外して、隙間から配線ガイドを入れ込み、リアカメラケーブルを後部座席の方に引っ張ります。
プラスチックの内張りは引っ張れば簡単に素手で外す事ができます
後部座席の配線を隠すために、ドア本体側のゴムを素手で引っ張って外し、リアカメラケーブルを挟んではめ直します。
同様に助手席の方まで配線を引っ張っていきます。
助手席も同様に車体側のゴムを引っ張って素手で外して配線を隠します
ヒューズボックス周辺の配線取り回し
リアカメラケーブルを助手席のAピラーまで持ってきたら、とりあえずケーブルとドラレコ 本体と接続します。
内張り剥がしや素手でフロントガラス上部にケーブルを隠しながら、Aピラーの場所までリアカメラケーブルを持っていき、余ったケーブルを結束バンドでまとめてAピラーに隠します。
これでリアカメラ配線の取り回しは終了です!
まとめ
実際に作業して一番時間がかかったところは、防水ジャバラにリアカメラケーブルを通す作業で、リアカメラ配線の取り回し自体は簡単にできてしまいます。
リアカメラ配線の取り回しは難しいと思いがちですが、素人の私でも作業自体は40分程度でできてしまいましたので、素人でもほんの少し勉強すればプロ並みの配線取り回しが可能です。
プロに頼むと高くて2万円、自分でやれば3千円です。
本当に簡単なので、少しだけ勉強して自分で配線取り回しをしてみることをおすすめします!