突然インコが首から上にかけてウネウネと奇妙なダンスをし始めてビックリしたことはありませんか?
- 首から上だけを高速にウネウネと動かす
- 食べたエサを吐き戻す
- なんかいつもより可愛い声で鳴く
正直、初めてみたときは動きが独特でちょっと気持ち悪いですよね。。
吐き戻しもあるし病気なのかな?
私も初めてあの動きを見た時は非常に驚いたので、心配になったことを覚えています。
きっとこの記事を見てくださっている皆さんも、あの奇妙な動きにビックリしたことでしょう。
そこで、今回の記事ではこのインコの奇妙なウネウネダンスの真意をご紹介致します。
インコのうねうねは求愛ダンス
インコのうねうねダンスは求愛によるエサの吐き戻し行動です。
首を縦に振ったりして吐き戻しをする種類もいる様ですが、大抵のインコの場合は首から上を左右にウネウネ動かすことが多いです。
インコにとって愛する人はインコだけとは限らず、飼い主さん、餌入れ、おもちゃなども求愛行動の対象物となります。
この奇妙なダンスだけではなく、自分が食べたエサを吐き戻して相手に与えようとしたり、可愛い声で鳴いたりすることで愛する対象物に求愛行動を行っています。
とにかくこの奇妙な動きは、インコにとっての愛情表現になります。
求愛している結果があの奇妙なダンスになるというわけなんです。
我が家のマメルリハは吐き戻しはありませんでしたが、動画とまったく同じようにダンスをしたり、可愛い声で鳴きながら羽をパタパタしたりしていました。
求愛行動の際に見られる吐き戻しである場合と、病気もしくは異物を食べて吐き戻している場合とがあるので注意深くみてあげることも重要です
とはいえ、病気の場合とちょっと様子が違いますので、毎日インコを見ている飼い主はなんとなくわかると思います。
注意深く観察する必要はありますが、我が家のマメルリハの場合もほとんどが求愛行動によるものだったので、特に医師から指導を受けたこともないです。
基本的に動画で紹介した様な動きであれば問題ないことがほとんどだと思います。
うねうねダンスが頻繁だけど大丈夫?
愛鳥が求愛ダンスを頻繁にする場合は、心配に思う飼い主さんも多いと思います。
我が家のマメルリハも一時期頻繁に求愛ダンスをすることがあったので、健康診断の時に動物病院の先生に相談したことがあります。
その時に言われたのは、過発情のインコは興奮状態にある時間が長いので、ストレスがかかる場合があるそうです。
よって、飼い主によって適度に発情を抑制してあげる方が望ましいと言われました。
求愛行動の抑制はどうすればいい?
基本的に自然に任せて問題ないとは思いますが、かなり頻繁に求愛ダンスをする場合は飼い主が対策を実施した方がいいと思います。
- 求愛のターゲットになるものから引き離す
- 放鳥時間を少し短くする
ちなみに我が家では「求愛のターゲットになっているものから引き離す」のが一番効果がありました。
我が家のマメルリハの場合、放鳥中に私の指に対して求愛行動がありました。
ウネウネ奇妙なダンスをしたり、お尻を私の指に擦り付けたりしてました。
生き物として自然なことだとも思ったので、あまり飼い主が抑制させるのもダメかなと考えていましたが、動物病院で指摘があったので求愛行動が頻繁に続いた時は少し対象物から引き離す様にしていました。
放鳥タイムは主人に任せて時間を短めにしたりして過発情にならない様に注意していました。
対象物がケージ内のおもちゃの場合は?
我が家の場合は私の指でしたが、求愛の対象が特定のおもちゃだったり、餌入れだったり、インコによって対象物は異なります。
もしおもちゃである場合は、ケージ内からしばらくの間撤去してあげたり飼い主がコントロールしてあげた方がいいかもしれません。
インコの生活リズムを人間と合わせない
インコと人間の生活リズムは本来異なります。
インコの生活リズムが崩れるとホルモンバランスも崩れてしまいます。
インコは夜行性の動物ではないので、本来であれば日の出とともに起きて、日の沈む頃に眠ります。
ペットとして飼われてるインコはその生活はできませんが、出来るだけ飼い主が自然に近い状態にコントロールしてあげる方がいいと思います。
朝は起きたら一番にカーテンを開けて部屋に光を入れたり、夜は日が暮れてきたらおやすみカバーをかぶせて寝かせたりしてインコの生活リズムを整えてあげるといいと思います。
おやすみカバーで生活リズムを整える
おやすみカバーとは、インコのケージに直接かける遮光カーテンです。
人間がインコの生活リズムに合わせるのは正直無理があるので、我が家ではおやすみカバーを利用しています。
ケージだけ暗くすることができるので、インコと人間の生活リズムを整えることができます。
リビングに置いていて大人だけまだ電気をつけてテレビを見ていたい!という時に非常に重宝しますので1つあると便利です。
毎日の習慣にすると入眠儀式としてインコも認識するので、おやすみカバーをかけてお互いの生活リズムを整えるのは非常に有効だと思います。
まとめ
最初に求愛ダンスを見た時はびっくりするかもしれませんが、多少の求愛行動はインコの成長にはつきものなので大きく気にする必要はありません。
過発情の場合は多少飼い主がコントロールしてあげる必要がありますが、頻繁でなければ基本的には自然のままにしていても問題はないと思います。
気になる場合は健康診断の時に獣医師さんに相談をしてみると、飼い主として安心できると思いますので気になる方は尋ねてみるといいと思いますよ!
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