離乳食後期になると赤ちゃんにとって適正な食事量がどれくらいか悩みますよね。
先日、友人と私と生後10ヶ月の一人娘とランチに行った際に離乳食を持参したのですが、
離乳食それだけ?少なすぎじゃない?!
と指摘されたことがありました。
確かに食後すぐに泣くことが多かったので、当時は気付くことが出来ませんでしたが今思えば足りていなかったんだと思います。
初めての子どもで離乳食の適正量が良く分からなかったので、友人のアドバイスは非常に助かりました。
そこで、離乳食後期の食事の適正量って一体どれくらいなんだろうと考えさせられたので今回記事にて紹介したいと思います。
離乳食後期の適正量はどれくらい?
手持ちの離乳食のレシピ本(2017年初版)で調べたところ、離乳食後期の食事量は125g〜200gくらいが適正量の様です。
この本は食事の量や食材別に赤ちゃんが食べられる時期を細かく書いてあったので、わかりやすくて離乳食時期はかなり参考になりましたのでおすすめです。
ちなみに離乳食後期は生後9ヶ月から11ヶ月の頃で、いわゆるカミカミ期とよばれる時期です。
この頃になると食べれる食事の量がぐんと増えて、赤ちゃんが食事が楽しくなってくる時期と言われています。
エネルギー源
エネルギー源とは、炭水化物のことを指します。
代表的な炭水化物は白米だと思うので、軟飯やおかゆの必要量を代表してご紹介します。
- エネルギー源の必要量目安
5〜3倍がゆ:90g
軟飯の場合:80g
最初は5倍がゆから始めて慣れてきたら3倍がゆへ、徐々に軟飯に移行させます。
ビタミン・ミネラル源
ビタミンやミネラルは野菜や果物のことを指します。
- ビタミンミネラル源の必要量目安
野菜と果物:合わせて30〜40g
食べ物によって変わりますが、皮をむいて柔らかくゆでてから5〜8mm角程度に切って与えます。
離乳食後期はまだまだ噛む能力が十分ではないですし、歯が生えていない子もたくさんいるので、小さく切って与える様にしてください。
タンパク質源
タンパク質源は、肉や魚、大豆などに含まれています。
- タンパク質源の必要量目安
肉魚の場合:15g
豆腐の場合:45g
卵の場合:全卵の1/2個
乳製品の場合:80g
量はいずれか一種類のを与える場合の目安量です!
魚は柔らかく茹でて粗くほぐして与え、肉や卵なども小さくして与えましょう。
離乳食後期は赤ちゃんによって食事量がかなり異なる時期
子持ちの複数の友人に離乳食後期の頃に食べていた食事量を聞いてみたところ、その子によって食べる量がかなり違っていました。
80gくらいはごはんを食べてるけど基本的に小食でおっぱいばっかり飲んでた
食欲旺盛で与えたら与えるだけ食べるので、200g弱くらいでご飯はやめていた
ほとんど食べてくれなかった
手作りは食べなくてベビーフードばかり食べていた
友人の中には後期になってもほとんど離乳食を受け付けない子もいて、離乳食育児に苦戦している友人も多かったです。
離乳食を全く食べてくれない場合はどうすればいい?
離乳食後期(カミカミ期)の時期は子どもによって食べる量にムラがありますが、さすがに全く食べてくれないのは心配になりますよね。
そんな時は手作りではなくベビーフードを与えてみるのもおすすめです。
ちょっと悲しいですが、お母さんが作った手作りの離乳食は食べないけど、ベビーフードはめっちゃ食べるというのはよく聞く話なので、やってみる価値はあると思います。
また、カミカミ期は昆布やかつおダシが使えます。
野菜や魚をダシで煮ると食材そのものに味が付くので赤ちゃんが食べてくれる様になる可能性もあります。
ずっとおっぱいを吸っている子はいませんし、今は食べなくても最終的にはみんなしっかり離乳しているので、出来るだけマイペースに進めてあげるといいですよ。
気にしすぎはママの精神衛生上良くありません!
外出時のベビーフードはどのくらいの量を用意すればいい?
最初の頃は離乳食後期はキューピーの100gの瓶タイプのベビーフードを1つだけ用意して娘に与えていました。
適正な量が一個だから一個売りなんだ!
と思ってたんです。
100g1個で十分な量だと思っていましたが、娘は離乳食後期の後半になると1個では足りない様で食後に泣くようになったので、10ヶ月からは外出時は和光堂のお弁当タイプのベビーフードに変更しました。
こちらは180g入っているのでこれ一つと飲み物だけ用意すれば足りる様で食後泣くことは少なくなりました。
それでも泣く時はおっぱいをあげたり、ボーロなどのおやつをあげてました
まとめ
離乳食後期の食事量をまとめます!
- 離乳食後期の各エネルギー源の適正量はトータルで125g〜200g程度
- 食べない場合は昆布やかつおだしを使って味をつけてみる
- どうしても食べない場合はベビーフードを与えるのも一つの手段
- どんなに食べなくても最終的には離乳するので焦らない
一般的な成長スケジュール通りに離乳食がすすまないと親も心配になってしまいますよね。
だけど、ずっとおっぱいを吸い続けている赤ちゃんはいませんから、いつかはおっぱいから離れる日がくるまでマイペースに進めた方が楽しく離乳食育児ができるはずです。
食べたくないならいいや〜!くらいの気持ちで離乳食をすすめていく方が成功への近道だと思います。
あまり気負いすぎずに楽しみながら離乳食育児を進めていきましょう!