自分のパソコンのデータをどうやって消去したらいいのか悩んでいませんか?
要はハードディスクを物理的に破壊させちゃえば問題ないんですが、パソコンに疎い人とかは近所の回収BOXとかそのまま捨てちゃったりしている人もいるんじゃないかと思います。
さすがにいくら個人利用のパソコンといっても全く個人情報が入っていないわけないのでそのまま捨てるのは辞めた方がいいです。
だからと言って自分でハードディスクの物理破壊をするのも私はおすすめしません。
理由はハードディスクってめっちゃめちゃ硬くて処理するのが大変だから。
家庭用の電動ドリルじゃ刃が壊れますし、ハードディスクのフタを開けてプラッタを出すのも特殊な星形のドライバーが必要になります。
専用工具を購入して、やり方を探して調べてってなるとかなりの手間になりますよ
5年、10年に一回あるかないかの個人パソコンを廃棄するために、ハードディスクの破壊方法を調べて、通常時使わない特殊な工具を購入するのは面倒でしかありません。
ハードディスクの物理破壊はパソコンに全く興味もない、そして好きでもない人からしてみればストレス作業以外の何物でもありません。
そこで今回の記事では、パソコン知識一切なしの人が安全かつ簡単にハードディスクを廃棄する方法について紹介したいと思います。
ハードディスクを安全に廃棄する方法
ハードディスクを安全に廃棄する方法は、大手家電量販店の物理破壊サービスで処理をするのが最も安全で効率の良い方法です。
最近では「ハードディスク物理破壊サービス」といったパソコンの持ち主の目の前でハードディスクの破壊作業を実施してくれるサービスがあります。
ソフマップ、ビックカメラ、コジマ電気など多くの大手量販店で実施されているサービスです。
持ち主の目の前で専用のハードディスク破壊装置を使って物理破壊してくれるので安心感があります。
大手量販店のハードディスク物理破壊費用を一括比較!
大手量販店ではハードディスクの物理破壊サービスがありますので、代表的な家電量販店の破壊費用を比較してみます。
ビッグカメラ
- 破壊費用:1,020円
- HDD取り出し作業費用:520円
専用装置を使って目の前で物理破壊をしてくれて、破壊後は持ち主に返却してくれるので安心して作業を任せることができます。
ハードディスクをPC本体から取り出ししてもらう場合は別途費用が520円かかりますので、本体からハードディスクを取り出すだけは自分で作業しておくのがおすすめです。
本体からハードディスクを取り出すだけであれば通常のドライバーで作業可能で結構簡単です。
特殊な星形のドライバーなどは不要で作業自体も難しくありません!
パソコン本体ごと店舗に持っていくのは重いので大変ですが、ハードディスクの取り出しを自分で作業すれば持ち運びも楽で破壊処理だけでいいので1,020円で済ませることができます。
ソフマップとコジマで電気はビッグカメラのグループ店舗なので同一の料金で作業してもらうことができます!
パソコン工房
- 破壊費用:5,000円
- HDD取り出し作業費用:破壊費用に含まれる
専用ツールでのデータ消去や物理破壊にも対応しているのがパソコン工房。
ハードディスクの取り出しにも費用がかからないのでパソコン本体を持っていけば対応してくれます。
しかし破壊費用が5,000円となかなか攻めの価格設定です。
システム関係の仕事を長年している私としてはぼったくりと思わざる得ない金額です。
だってPC本体からハードディスク取って穴開けるだけだもん
パソコン工房よりビッグカメラで処理してもらうことをおすすめします。
ヤマダ電機
ヤマダ電機はビッグカメラのような目の前で物理破壊をしてくれるようなサービスは実施していません。
専門業者にハードディスクの処理は移管して行われるので店舗での対応はありません。
もちろんデータ消去等の対応をしてからハードディスクの処理はするとのことですが、預ける側としては多少不安が残るかもしれません。
預ける方としてはちょっと不安ですよね
ただしパソコン自体は無料処分してくれるので、ハードディスクの廃棄に費用がかかることはないので、費用を安く抑えたい方にはいいかもしれません。
どうやって壊す?そもそも物理破壊ってなに?
ハードディスクの物理破壊は専用のハードディスク破壊装置でプラッタに穴を開けて破壊します。
ハードディスク本体に穴を開けて物理的に破壊して、データが読み込めない状態にすることを物理破壊といいます。
物理破壊って、、、壊すだけなら自分でもできるし簡単でしょ?
簡単じゃないよ!ハードディスクはデータが保存される重要な部品なのでめぇっっちゃめちゃ硬いんだから!
ハードディスクは専用の工具がなければ、分解できないので物理破壊させることは出来ません。
ハードディスク内部のプラッタを割ればいいですが、こちらも特殊なねじ穴なので普通のドライバーでは分解できないため、星形の専用ドライバが必要になります。
それに初心者の人はハードディスクがパソコン本体のどこにあるのか分からない人が大半だと思うので、自分で物理破壊するのはかなり手間なんです。
まとめ
そんなに面倒ならそのまま捨てたいよ〜
と思うかもしれませんよね。。
ですが、ハードディスクは重要なデータが保管される部分なので、そのまま捨てると専門道具さえあれば暗号化されていないハードディスクであれば中に入っている情報はすぐに抜き出せてしまいます。
PC関係の仕事をしていて少しだけ知識がある私でさえ抜き出せてしまいます。
それくらい簡単なんです!
ですから、そのまま廃棄するのはかなり危険。
専門業者であれば安心して廃棄することができますのでデータの漏洩が心配な人は一度相談してみることをおすすめします!