この記事では離乳食作りの時短術ついて紹介します。
二回食から三回食になるとまた一段と食べる量が増えて離乳食作りが一気に大変になりますよね。
わたしも離乳食後期に入ってからは、大人のご飯+赤ちゃん用のご飯作りで一日中台所にいるような気分になっていました。
離乳食が終われば次の離乳食のことを考えていて、ゆううつな毎日になっていませんか?
そんな離乳食作りを少しでも楽にするためにやった手法で私がおすすめするのが、食材のフリージングです。
絶対におすすめというか、忙しいお母さんこそ是非取り入れて欲しいです。
食材をフリージングすることで調理時間も時短になり一石二鳥ですよ。
フリージング食材はマズくない!
一度フリージングすると食材が美味しくなくなるのが心配!
こう考えるママさんも多いはずですよね。
しかし、フリージング食材って意外と美味しく食べられるのを知ってますか?
実はフリージングを美味しく食べるためにはコツがあるんです。
フリージング食材が美味しくないと思っている方は実はフリージングの基本を知らないだけ。
フリージング料理は離乳食作りに関しては時短になる最強の手法なので、忙しいママこそむしろ使わないのはもったいない!
実際に私は離乳食後期〜完了期になってからもフリージング食材をフルに活用して調理しています。
赤ちゃんに与えるものは必ず味見をしますが、離乳食後期から完了期の赤ちゃんの食事は薄味ながらも大人でも美味しく食べられるものばかりです。
専業主婦なら最初から作れ!は主婦ハラスメントだから気にしない
特に年上の育児の先輩と話すときにこんな風に言われたことはありませんか?
フリージング食材を使って調理しています
育休中で家にずっといるんでしょ?離乳食くらい最初から作ってあげなよ。子どもがかわいそうだよ。
これはわたしが育休中に実際に言われた言葉です。
基本的に真面目な性格なので言われたことを真に受けてしまい、一時期は最初から作ったりしていました。
- 娘にまずいものを食べさせているのではないか?
- フリージング食材を使うことは愛情が足りないのか?
色々と最初は考えましたが、今思えばこの発言ってただの主婦ハラスメントで、フリージングを使っているからといって愛情が足りないわけなんてないんです。
自分が食べて納得がいくものを赤ちゃんに与えればOK
要は自分が味見をしてマズかったものは与えなければいいんです。
そもそもフリージングって後々の離乳食作りを楽にするために、まとめて作り置きするのであって、一度調理しているから手間自体は結構かかっていると思いませんか?
離乳食の後期になると食べる量が格段に増えます。
栄養バランスを考えてあれこれ野菜を最初から切って煮てとなると結構な時間もかかります。
調理に時間かかると、赤ちゃんはお腹をすかせて機嫌が悪くなり、お母さんは支度にあせってしまう。
それって悪循環だと思うんですよね。
まだ待つことも分からない 、言葉も伝わらない赤ちゃんには、出来るだけさっと温かいご飯を出せたほうが赤ちゃんにもいいし、ママも気が楽です。
だから最初から食材を切って作るなんてしなくていいんです。
正しくフリージングした食材を使えば美味しい離乳食が作れます。
それからは、誰になんと言われようとも、我が家はほぼ全てフリージング食材を使って調理したものを娘に与えるようになりました。
月齢によって食べさせていいものやアレルギーに注意!
赤ちゃんは腸が発達していないので、月齢によって食べさせて良いもの悪いもの、味付けが大人とは違います。
離乳食は昔と今では食べさせて良いもの悪いものも異なってくるので、離乳食についての最新の本を一冊は準備したほうが安心です。
もし購入するのであれば、離乳食初期から完了期まで対応しているフリージング本がおすすめです。
フリージング食材を使った調理と、大人の料理を取り分けたりするとメニューがマンネリ化するのを防ぐことができますよ。
離乳食調理の時短術
フリージング食材は一週間まとめてつくる
フリージング食材は、主人に子どもを見てもらっている間に一週間分の食材をまとめて作る様にしています。
ポイントは2つ!
- 全ての野菜を一緒の鍋に入れること
- 煮えた順に取り出し冷ましてから包丁でカットすること
まとめて煮ることで、いっぺんにフリージング調理が終わるので時短になります。
一度フリージングした食材は出来るだけ早く調理した方がいいので、出来るだけ一週間で使い切るようにしています。
2、3日過ぎたものを使っても個人的には問題ないと思いますが、冷凍焼けするので出来るだけ早めに使った方がいいですね。
我が家はツヴィリングの鍋を使って食材を煮ています。
ツヴィリングの鍋は熱伝導率が高くて弱い火力でもコトコト煮れるのでおすすめです。
肉や魚は茹でずに小分けにするのがコツ
離乳食の本には、肉や魚も一度茹でてフリージングする様に書いてある場合もありますが私は肉魚の茹で保存はおすすめしません。
やっぱりチンした時には硬くなってしまうし、一度茹でて再度加熱するとどうしても風味が落ちてしまいます。
肉魚は1食分ずつ小分けにして分けて、使う前にレンジで解凍し調理に使うことがおすすめです。
フリージングは製氷皿よりジップロックで製氷する
茹でた材料は粗熱をとって、赤ちゃんが食べれる程度に細かく刻んだらそのままジップロックに入れてしまいましょう。
この時、入れる食材の量より少し大きめのジップロックに入れるのがおすすめです。
ジップロックに食材を入れたら袋の中の空気を抜いて、平たくしてから菜箸で区切りをつけて凍らせます。
凍ったら区切りをつけたところでパキッと簡単に折れるので製氷皿を使わずに食材を小分けにすることができます。
私は最初の頃はリッチェルの製氷皿に茹でた野菜を分けていましたが、使い終わった後に製氷皿を洗うのがめんどくさいと思っていました。
特に製氷皿についた葉物野菜って意外に洗いにくくて、ほうれん草のカスが製氷皿に残ってたりして2度洗いしたりしていました。
週の途中で離乳食が足りなくなってしまった場合も、製氷皿で保管したものを他の容器に入れたりしていたので製氷皿を使うのが使うこと自体が面倒だったんですよね。
なので出来るだけ時短にしたい人は最初からジップロック保管することをおすすめします。
3回食からはレンチンよりも鍋調理の方が楽
量が増える三回食からはレンチンよりも鍋調理のほうがはるかに作りやすいです。
小さな手鍋を使うほうが楽に料理ができます。
私はIKEAの小さな手鍋(シェンカ)を使っていますが、小さくてすぐ熱が通るので沸騰が早く、何よりも軽いので離乳食作りには非常におすすめです。
洗い物が増えるのがデメリットですが、鍋のほうがとろみを付けたり、肉や魚を煮詰めたりするのが楽なので結果的にレンジより調理がしやすいんです。
フリージングの時短調理で離乳食後期を乗り切ろう!
いろいろな食材が食べれる様になる三回食は赤ちゃん自身も食べることに楽しみを感じてくる頃なので、喜んでくれる顔が嬉しくてお母さんとしても作りがいがある時期ですよね。
子どもの喜ぶ顔を見るのは親として非常に嬉しいことですが、大人の食事+赤ちゃんの食事となると結構手間がかかるものです。
大変な時期だからこそ、上手にフリージング食材を活用して手早く美味しい離乳食を食べさせてあげましょう。