インコ好きなら一度は憧れるのが「大型インコとの暮らし」です。
幼少の頃からインコが大好きだったので、いつか大人になったら大型インコを飼える家に住み、ヨウムとの暮らしを夢見ておりました。
しかし、ある事がキッカケで今後の人生やライフスタイルを真剣に考えて大型インコを飼うことを辞めることにしたんです。
飼うことを辞めた理由は、私が大型インコを飼うべきではないタイプの人間だと認識したことがキッカケです。
そこで今回の記事では、私が大型インコを飼うことを辞めた理由と、大型インコを飼うべき人、飼うべきではない人について記事を書きたいと思います。
大型インコを飼うことを辞めた理由
私が大型インコを飼うことを辞めた理由は、埼玉にある大型インコカフェFREAKさんに行ったことがキッカケです。
当時、真剣にヨウムのお迎えを考えていたので、実際に触れ合える場所で大型インコとの暮らしを疑似体験してみたいと思ったんです。
中部地方から埼玉まで行ったんですよー!
実際に店舗で触れ合ってみて大型インコを飼うことを辞めたんですが、飼うことを辞めた理由は大きく3つあります。
甘噛みがもはや甘噛みではない
飼うことを辞めた最大の理由は噛みつきへの対処に自信がなくなったからです。
FREAKさんは実際にインコと触れ合い体験ができるので、私は大人しい子と紹介されたタイハクオオムのあまちゃんと触れ合いをしました。
甘噛みですでにマメルリハとは比べものにならないくらいの破壊力があり、衝撃を受けました。
あまちゃんなのに甘噛みがもはや甘噛みじゃないよ
大型インコはきちんとしつけをすれば噛みつかれることはほとんどないと聞きますが、生き物なので全く噛まないという保証はどこにもありません。
怪我は、明日も点滴です。仕方ありません。縫合してないし。多少、痛いけど、これも生きている証だと思えば、人生における醍醐味を満喫しているといった…
ま、キルゴアjr責められないし。工藤ちゃんはもっと関係ないし。あははは(^^)— 太田光代 (@ota324) October 28, 2016
しっかりしつけられているはずの太田光代さんの愛鳥キルゴアJrでさえ、時には噛みつくこともあります。
キバタンに本気で噛まれたら流血、点滴レベルなのです。
私も実際に触れ合ってみて、タイハクオウムのあまちゃんの甘噛みでこの状態なので、本気で噛みつかれた時どうなるのだろうと恐怖を感じました。
対処できる自信が一気になくなったのが大型インコを飼うことを辞めた1番の理由です。
赤ちゃんとの共存が不安
私の家にはまだまだ小さな子どもがいますが、子どもと大型インコが一緒に暮らせるか不安に思ったことも飼わないと決めた理由の一つです。
大型インコは賢いですから、何もしていない子どもに危害を加えることはないと思っています。
しかし、まだまだ動物とのコミュニケーションの仕方が分からない娘がインコに危害を加えるのではないかと心配に思ったんです。
危害を加えられたらインコも自分を身を守るために娘に対して攻撃をしてしまうかもしれませんし、子どもとインコが同じ空間に一緒にいるのを私が安心して見ることが出来ないと思いました。
少し目を離したり、安心して家事ができる自信がなくなったんですよね。
防音対策に不安
大型インコの雄叫びには賃貸マンションでの暮らしでは対応できないと感じたのも理由の一つとしてあります。
ニワトリの「コケコッコー!」よりもはるかにボリュームは大きいです
しっかりとした防音対策をしないと近所からクレームがくることは間違いないので対策をとった住まいを用意しなければなりません。
私たちの家庭は転勤がある可能性が高いので、今住んでいる場所に定住することが難しいのも大型インコを飼うことを辞めた理由の一つです。
大型インコを飼うべきタイプと飼うべきではないタイプはどんな人?
大型インコを飼うべき人は?
具体的に大型インコを飼うべき人は以下のような方です。
この項目に全て当てはまる人であれば大型インコを家族として迎え入れても幸せな共存ができると思います!
- 大型インコと暮らしたい人
- 共に暮らすための設備が整っている人
- 残りの余生の寿命が40年くらいある人、もしくは後継者がいる人
- 生活スタイルが変わってもインコと暮らす覚悟がある人
- 縫うレベルのケガをしても大型インコを愛し続けることができる人
大型インコを飼うべきではない人は?
どんな人だったら大型インコが飼えるの?
私は上記の項目で、一つでも不安要素がある人は大型インコを飼うべき人とはいえないと思います。
そして大前提として、飼い始める時の飼い主の年齢が若くないとお迎えはしないで欲しいと思います。
自分が死んだ後でも引き続き飼えるような後継者を残せるのであればOKですよ!
最近は大型インコがテレビなどで取り扱われる事が多く、興味本位で飼ってみたいと思う方も中にはいるかもしれません。
しかし、大型インコは「飼ってみよう」と思って気軽に飼える種類のペットではないということを頭に入れておいて欲しいのです。
大型インコは犬猫とは比べものにならないくらい長生きです。
50年くらい生きることだってありますので、まず余生が短い人は後継者がいなければ飼うことは避けるべきです。
引越しの予定があり連れて行けない人も大型インコを飼うべきではないです。
大型インコが飼えるアパートは犬猫より少ないんです!
とにかく伝えたいのは、それくらいの覚悟で飼わないと最終的には手放すことになる可能性が高いということを知ってほしいです。
「やっぱり思ってたのと違った、手放したい」
そうなってしまったら、飼い主もインコも不幸でしかありません。
飼う前は本当に真剣にお世話が出来る環境と覚悟があるのかを再確認してほしいです!
まとめ
私は今でも大型インコのことが大好きですし、一緒に暮らしてみたいという気持ちが全くない訳ではありません。
しかし今の自分にお世話することが出来るのかを真剣に考えた結果、飼うことを辞めました。
一度飼ってから手放すのはインコにとってやっぱり不幸だし、かわいそうだと思うんです。
せっかく飼うのであれば幸せな暮らしをさせたいですよね
飼う前にしっかり自分の生活と共存できるか、噛み癖がついた時に根気強く愛情をもってしつけが出来るか、今一度考えてから大型インコを迎え入れてほしいと切に願います。