インコと赤ちゃんの同室での子育て。私が注意点したこと

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我が家は長年マメルリハインコを飼っていますが、娘が産まれた時にインコと新生児を同居させるか非常に悩みました。

当時、インコと新生児の室内同居について色々と調べましたが、ネットにはこれといった情報がなかったのです。

今は当時産まれた娘も無事に大きくなりましたので、私の経験からインコと赤ちゃんの同居についての注意点を本記事で紹介したいと思います。

目次

同室で子育てする際の注意点

出産前に動物病院で健康診断を受ける

インコから人間に感染する病気として「鳥クラミジア症」があります。

クラミジアは人獣共通感染症であり、人に移ると「オウム病」と呼ばれます。

オウム病とは?

オウム病はオウム病クラミジア(Chlamydia psittaci 以下C. psittaci)による人獣共通感染症である。

感染様式としては、病鳥の排泄物からのC. psittaci の吸入が主体であるが、口移しの給餌や噛まれて感染することもまれにある。 飼育しているトリから複数の家族が同時に感染し発症する家族内発生もときに認められる。
オウム病の潜伏期間は1〜2週間で、急激な高熱と咳嗽で発症する。

引用元:NIID 国立感染症研究所

鳥クラミジアに感染している感染鳥からの便が乾燥、飛沫した物から人間に感染する病気です。

まだまだ抵抗力が弱い新生児のためには感染経路を塞ぐことが一番大事です。

愛鳥が鳥クラミジアに感染していないかしっかり確認するために、出産前にインコが診れる病院で健康診断を受けることが重要です。

ケージは清潔に保つ

インコが暮らすケージ内は清潔に保つことが大事です。

人獣共通感染症を防ぐためだけではなく、インコは脂粉やエサをケージ周辺に撒き散らす子が多いので、どうしても不衛生になりがちです。

 

まめ
まめ

脂粉とはインコの羽から分泌される白っぽい粉のことだで!

 

 

インコの種類によっては体をブルッとするだけで脂粉が出てくることも多いです。

脂粉やエサでケージ内やその周辺は非常に汚れてしまいますので、適宜掃除をしてあげて清潔を保つことが大事です。

撒き散らしたエサの掃除にはハンディクリーナーが便利ですね。

人獣共通感染症は乾燥した糞便から飛沫感染するので、予防のためにケージ下に敷いている敷紙は毎日交換して、出来る限り清潔に保っていました。

床掃除は共働きの時から大活躍していたルンバが毎日フル稼働で掃除をしてくれていたので、綺麗な状態を保てていました。

共働き世帯にはルンバは本当にお勧めです。

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換気

換気は空気中の雑菌、不快なニオイや熱気を追い出して屋外の新鮮な空気を取りこむために欠かせません。

出来るだけ涼しい時間帯である午前中に窓を開けて清潔な空気を部屋に取り入れる様にしていました。

寒い時期でも1回5分くらいは実施していたかなと思います。

赤ちゃんの寝室はリビングとは別の場所だったので、リビングに移動させる前に空気の入れ替えを実施していました。

空気清浄機は24時間フル稼働

インコと赤ちゃんを同室にさせるにあたり、空気清浄機を24時間フルで稼働していました。

使用していたのはプラズマクラスターの加湿機能付きのものですが、実際に我が家で稼働中ですがしっかり空気清浄してくれる様に思います。

娘が産まれてから保険のお兄さんが自宅に来たことがありましたが、特にインコ臭さの様なものは感じなかった様です。

生活していてもインコ臭が極端に臭うことが全くないので、プラズマクラスターの効果はあると思っています。

1日に30分は放鳥時間を設ける

1日のうちで放鳥時間を30分とって必ずスキンシップしていました。

インコにとっても家族が増えて、新しい環境なので変に神経を逆撫でしない様に気をつけていました。

飼い主も最初は特に赤ちゃんにつきっきりでインコのことが後回しになりがちなので、インコに寂しい思いをさせない様に、たとえ短い時間でも毎日放鳥していました。

放鳥時はインコと娘は別室

理由は、我が家のマメルリハはとにかく子どもが苦手で、ケージ越しに娘を近づけるだけでピィーっ!と叫びまくっていたので同室での放鳥は困難でした。

放鳥時の事故も心配していたので、別室の方が飼い主としても安心してマメとスキンシップが取れた様に思います。

娘が言葉が話せる様になり、色々なことが理解できる年齢になるまでは同室での放鳥はしないつもりです。

インコにもしっかりと愛情を注ぐ

最初の頃はどうしても赤ちゃんに付きっきりになってしまい、インコへの対応が疎かになりがちです。

初めての育児だと余裕がないのは当たり前なので、いつもより放鳥時間が短くなってもいいのでケージのそばで声をかけるだけでもいいと思います。

「今日は天気がいいよ〜!」

とか何でもいいので声かけをしてあげるとインコも安心してくれるはずです。

まとめ

赤ちゃんが産まれてもインコは大切な家族の一員であるはずです。

産まれたばかりの新生児はやっぱり抵抗力が弱いです。

クラミジアなどの感染症には特に気をつける必要がありますし、赤ちゃんの様子が少しでも様子がおかしいと思ったら一旦隔離して専門機関へ受診することが大切です。

飼い主が気をつければ同居は難しいことではないと思うので、ぜひリビングでインコのお世話をしてあげてくださいね。

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