インコの様子がいつもと違うと不安になってしまいますよね。
いつもと様子が違うと感じたら実は病気のサインだったりすることもあるので、一度病院で診察を受けると安心することができます。
ほとんどの動物病院は犬猫専門の病院ばかりなので、小動物は診察できない場合が多いです。
病院が自宅から多少遠くても、インコを正しく診察できる動物病院に行くことが命を守る上でとても重要なポイントになるんです。
私は広島に住んでいた頃、広島から岡山の動物病院までマメルリハを通院させていました。
通院先の動物病院はインコ界隈で有名なエルフィン動物病院です。
エルフィン動物病院は鳥飼いの中で有名な病院にも関わらず、ホームページがありません。
私は行動する前に徹底的に情報取集するタイプなので非常に困ったことを覚えています。
私と同じ様に「エルフィン動物病院に行ってみたいけど、どんな病院かわからないので不安がある」という鳥飼いの方は多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、インコを病院に連れて行く目安や実際に私が通院させたエルフィン動物病院について感じたことや診察の様子などについて記事にて紹介したいと思います。
どのような症状の時に病院に行けばいい?診察の目安について
診察の目安は、飼い主がいつもと様子が違うと感じたら診察することをおすすめします。
我が家のマメルリハは受診した時期は様子がいつもとは違っていて、下記の様な症状が見受けられました。
ご飯もいつもより減らなかったですし、見てなんだか元気がないという感じでしたね。
もともと半年に一度は健康診断を受けさせているので、今回もその時期が近まっていたことと、少し様子がおかしいなと感じて動物病院を受診することにしました。
当時は広島に住んでいましたが、近所に納得できる動物病院がなかったので、遠方でしたが岡山にあるエルフィン動物病院へ受診しました。
エルフィン動物病院に行こうと決めた理由
エルフィン動物病院に決めた理由は、大型インコを診れる獣医師さんだったことが最大の理由です。
小型から大型まで幅広い種類のインコを診察できる先生なので、安心して受診することができました。
当時の住まいから高速1時間と遠かったんですが、他のところに行って診察が納得できなかったら結局は二度手間になってしまうので、わたしは自分が信頼できると感じた病院に行くことをおすすめします。
エルフィン動物病院の外観や駐車場について
外観は写真の通りで、いたって普通の動物病院といった印象です。
となりに駐車場が8台ありますのでまず問題なく停めれます。
診察内容やインコの様子は?暴れない?
問診票を記入後に症状などを伝えてから診察に入ります。
診察内容は下記の通りとなります。
- 触診
- 喉チェック(口を開けて中を見る、そのう検査ではない)
- 羽チェック
- 目チェック(ライトを当てて確認)
- 糞便検査
今回はそのう検査はなしです。
そのう検査はインコが負担に感じる検査であるので、必要がなければ無理にする必要がないとのことで今回は診てもらっていません。
基本的に診察を嫌がるマメルリハですが、エルフィンの獣医師さんの診察中は終始大人しく、暴れることは一切ありませんでしたので、とても驚いたのを覚えています。
診察結果は「カンジダ症」と診断されました。
カンジダは鳥の消化管の常在菌。
通常は少数のため問題とならなりませんが、ご飯やパン、お菓子などの熱変性したデンプンの摂取、ビタミンA欠乏などによる免疫力の低下、抗生物質による菌交代症によって増殖すると病原性を発揮 します。
そ嚢または胃に感染すると症状が発現します。
多くの場合が、熱湯を使用して作った挿し餌を長期間与えられていることが原因となります。
引用元:http://www.avianmedicine.jp/article/14185673.html
糞便検査でカンジダ症にかかっていることがわかり、消化器の調子を崩していると判断したとの事でした。
まだ初期なので心配する事はないと言われ一安心でしたが、マメルリハは10歳前後なのでインコの中では高齢になりますので、注意して観察する様にとアドバイスをいただきました。
処方された薬について
投薬指示されたお薬は3種類です。
普段使っている飲み水に混ぜて1日1回投与する様に言われました。
他の病院に診せた時は粉薬をもらうことが多かったんですが、今回は液体の薬だったので投薬が楽でとても助かりました。
インコが体調が悪いときの保温は鉄則!
薬とは別に療養中の住環境について注意されたことがあります。
それは室温を28度~30度に保つ事です。
療養中のインコは保温が鉄則で、体調が悪い時は人間にとって暑いくらい保温する必要があるそうです。
多少の体調が悪いくらいであれば、保温をしておけばインコの体調が戻ったりすることもあるそうですよ。
保温はインコの体調を守るためには必要不可欠なことなので、病気療養中は保温器具などでしっかり保温してあげることが重要です。
我が家ではGEXのサーモスタットとアサヒのペットヒーター(100W)を併用しています。
この保温器具のおかげで、真冬でも保温室内は28度をキープしているのでインコは安心して過ごしている様です。
インコは寒さが苦手。保温だけはしっかりしてね!
診察にかかった費用や開院時間について
今回はお薬を処方されましたので5,400円費用がかかりました。
初診で何もなければ2,500円程度なので何もなければペット保険に入ってなくてもお安く済みます。
診察時間は午後は早めに終わる様なので、電話で確認をとった方がいいです。
予約はできませんが、しっかり診察していただけましたし2週間ほどで完治することができたので安心して任せられる先生だと思います。
土曜日と日曜日は混み合う様ですので、早めに行った方がスムーズに診察を受けることができますよ。
まとめ
飼い主がおかしいと感じたら病院に連れて行く合図です。
健康診断も兼ねて診察を受けに行けば、思わぬ病気が見つかるかも知れなので定期的に検診は受けておくことをおすすめします。
インコの体調管理に注意することは飼い主にとって大切なことなので、是非とも見逃さない様にしてほしいと思います。
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