最近ではマメルリハをペットとして迎え入れる人も少しずつ増えていますよね。

インコ好きとしてはとても嬉しいです!
飼うからには「寿命」が気になるところですが、マメルリハの寿命って知ってますか?
実はマメルリハは個体差はあれどしっかりお世話をすれば犬と同等くらい長生きする生き物で、小さいのに意外と寿命が長いんです。
なので飼いたいと思っても今の自分の年齢や生活スタイルの中で飼うことが出来るのか悩むと思います。

せっかく飼うからには長生きもしてほしいし!
そこで今回の記事では、実際に10歳越えのマメルリハと暮らす私がマメルリハの寿命や長生きのコツについて紹介したいと思います。
マメルリハの平均寿命は?
私が愛読しているコンパニオンバード百科によると、マメルリハの平均寿命は20年と書かれています。

めっちゃ長いですよね!!
しかし、実際に飼育している立場からすると、この寿命20年というのはあまり当てにならないと思います。
健康診断に行った際、インコ専門の獣医師の方にマメルリハの寿命について聞いたところ、実際の平均寿命は8年程度が多いのが現状で、実際に20年生きているマメルリハは見たことがないとさえ言っていました。
我が家のマメルリハは2019年現在で12年目に入りますが、10歳越えるマメルリハでさえ珍しいらしく、長寿の部類に入るようです。
色変わりは原種より寿命が短くなる傾向にある
どんな種でもそうですが、インコに関してもやはり原種が一番寿命が長い傾向にある様です。
マメルリハのノーマルカラー(原種)はグリーンです。
その他のカラー(ブルーやルチノー)は色変わりの種類となります。
なんだかんだ原種が一番体が強くて長生きする個体が多いのかなーという印象です。

我が家のマメルリハもノーマルのグリーンで12年間生きています
ただし、ツイッターでブルーのマメルリハで16年生きた子がいたので結局は生まれながらの個体差や生活環境によるんだろうなーとも感じます。
海、11月22日10:09旅立ちました。
夜中ではなく、子供達の習い事がある午後でもなく、家族全員揃っている午前中に私の手の中でというのが海らしい気もする。
応援して下さった皆さん、ありがとうございました。
海、頑張ったよ!
16年間ありがとう。ゆっくり休んでね。#マメルリハ #インコ #16歳1ヶ月 pic.twitter.com/bJR7sMGzPE— しゅんな (@shunnnna) November 22, 2020
とにかく長生きしているインコたちみんなに共通して言えるのは飼い主が最大の注意を払って、最良の環境を鳥に提供しているように思います。
マメルリハを長生きさせる4つのコツ
12歳のマメルリハを育てている経験から、長生きさせるコツは4つあると思います。
- 保温
- 食事
- 飼い主による日々の健康チェック
- 定期的な健康診断
老鳥になったら特に保温が大切
マメルリハは寒さが苦手なので寒い時期の保温は必須です。特に成鳥1年目のインコや老鳥のインコは注意してあげた方がいいです。
動物病院の先生に聞いたところ老鳥になったら寒暖差があると体調を崩しやすく、30℃キープが望ましいそうです。

30℃キープは結構難しいですよね〜
我が家は5歳くらいの時からペットヒーターとサーモスタットを利用して年中26℃以上で管理していましたが、それでは十分ではないみたいです。
今のところは10年目で初めてカンジダ症になっただけで大きな病気にかかったことはありませんが、もう12歳なのでいつどうなるか分かりません。
今後は30℃キープができるような環境を整える必要があるのかもなーと思っています。
防音に特化しなければ、インコの保温室は安価かつ簡単に自作することができますので是非チャレンジしてほしいです。

シードならバランス良く!ペレットなら単体でOK
今まで引っ越しが多かったので、色々な県のインコが診れる動物病院に行ったことがありますが、どの獣医師の方もペレットを薦める人が多かったです。
シードだけだとやっぱり栄養が偏るので、シード食の子は副菜等もバランスよく与えてくださいと必ず言われていました。

我が家のまめは飼い始めてから1年くらいで完全ペレット食に切り替えています

たまににんじんはもらえるな!
鳥にとって嬉しいかわかりませんが、ペレットだと極端な話、他に何も与える必要はないとのことです。
ペレットはメーカーによって好き嫌いが激しい個体が多いので、気にいった種類が見つかるまではペレットオンリーであげることは避けた方がいいと思います。
我が家のまめはラウディブッシュのニブルズのペレット以外は一切受け付けないので、かなり好みが分かれるようです。
日々の健康管理が大切!インコに変わった様子がないかチェック
インコは病気を隠す生き物なので具合が悪いのを極限まで隠します。

私自身も以前飼っていたセキセイをあっという間に亡くなってしまったことがあります
インコの様子には目を光らせ、変わった様子が少しでもあればインコが診れる動物病院に診せる必要があると思います。
定期的にインコの体重を測ってあげたり、見た目の異常がないか確認したり、飼い主ができる範囲で注意深くみてあげることが大切だと思います。
個人的に特に大切だと思っているのは、定期的にインコの体重を測ってあげることです。
人間がそばで見ているときはインコは元気なふりをしますのでインコの不調になかなか気づくことができませんが、体重の増減はごまかせません。

私は体重の10%の増減があれば動物病院に診せに行くようにしています
我が家のまめの平均体重は32gです。
±3〜4gの体重増減があれば元気でも念の為に病院に診せに行って確認してもらっています。
一番気付きやすい確認方法ですので、インコの体重は定期的に測ってあげることをお勧めします。
定期的に健康診断を受ける
定期的に健康診断を受けることも大事です。
半年に一度、最低年に一回は検診を受けてインコが健康かどうか診察してもらうのがおすすめです。
特にペットショップなどで新しい子をお迎えしたら感染症にかかっている場合も考えられるので即動物病院で健診を受けた方がいいです!

先住の子がいる場合は問題ないと言われるまでは隔離した方がいいですよ

健康診断は病気だけでなく、飼い主が気になることがあれば獣医師の方に聞いてアドバイスをもらうこともできるのがいい点だと思います。
もし病気があった場合でも早期発見できれば投薬など早く対応することができますしメリットが多いです。

少し手間ですが定期的に検診に行きましょう
まとめ
10歳越えのマメルリハの育て方のコツをまとめます。
- 寒い時期の保温
- バランスの良い食事を与える
- 日々体調の変化に気を配る
- 年に2回ほど健康診断を受ける
我が家ではこの飼育方法でマメルリハを育て続けて12年目になります。
大きな病気にもかかったことがありませんので愛鳥と末長く一緒にいたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
個体差もありますが、飼い主として出来るだけ長生きしてもらえる様にしっかりお世話をしていきたいですね!