冬の寒さ対策としてペットヒーターは鳥飼いにおいて必須のアイテムです。
しかし、初めてインコを飼う方は何を買っていいかわからないアイテムでもありますよね。
種類が多くて金額もピンキリなので悩みますよね
ペットヒーターはそんなに壊れるものでもないし、
そして安くもないので。笑
買うなら失敗したくないアイテムの一つだと思います。
ほんと、電球やらパネルやら、ワット数も色々なものがあるので、買う方としては混乱しますよね。
私も最初はどれを選んでいいかわからなくて適当に選んだ記憶があります。笑
そこで今回の記事ではこれさえ準備したら間違いなく冬が乗り切れるインコの保温アイテムを紹介します。
最近亡くなってしまいましたがマメルリハと15年間暮らしていたので、
ペットヒーターは20Wの電球タイプのもの、パネルタイプ、100Wの高ワットタイプのものなどほとんど使ったことがあります。
実際に色々なメーカーのものを使って一番使い勝手が良かったものを紹介していきます。
使ったことがあるからこそわかる厳選したものを少しマニアックにお届けしますのでぜひ読み進めてみてください^^
これさえあれば冬が乗り切れます!
インコの冬の寒さ対策で用意するもの
結論から言うと、まず初めに揃えるべきペットヒーターはアサヒの40W以上のペットヒーターです。
アサヒのペットヒーターは40W以上のタイプだと、60W、100Wがありますが、
自分のケージの設置状況によって購入するワット数は変えるのがおすすめです。
- ケージ周辺だけ温めたい場合はアサヒのペットヒーター40W
- インコ用の保温室を作っていてラック全体を温めたい場合は60Wもしくは100W
ケージ周辺だけ温めたい場合はまず40Wで様子を見ていいと思います。
ただ、私のようにインコの保温室を作って全体を温めたい方は60W以上が断然おすすめです。
個人的には40Wであればケージ内に設置しても大丈夫だと考えています。
ペットヒーターは上部が一番高温です。
ケージの上の方にペットヒーターを設置し、
ペットヒーター上部に小鳥が乗れないようにすれば火傷の心配はほぼないと思います。
・・・しかし心配性の私は、どのワット数の時でもペットヒーターはケージの外に置いて利用していました。笑
ケージを置いているラック全体を保温していたので、ペットヒーターをケージ外に置いたブックエンドに引っかけて使っていました。
少しでも心配に思う方は私と同じように外付けした方がいいと思います!
一点注意してほしいのが、どちらの利用の仕方でもペットヒーター単体では使わない方がいいということです。
後で詳しく説明しますが、必ずペットヒーターとサーモスタットのセットで使うことをおすすめします。
サーモスタットはダイヤル式のアナログなものではなく、デジタル表示で暗闇でも温度が光って見れるものが絶対にいいです。
デジタル表示がいい理由は、暗い部屋でもすぐにヒーターの温度が確認できるからです。
温度が一番気になるのって寒い日の夜なんですよ。
暗い部屋でもインコがいるところが何度かすぐに確認できると飼い主として安心できます。
サーモスタットもヒーターと同じでいろんな種類があって、中には照明時間も管理できる多機能タイプもあります。
ちなみに、私は多機能タイプのGEX爬虫類サーモを持っていましたが、
デジタルの温度表示部分が光らないタイプで、暗い部屋で温度がすぐに確認できないので個人的にはおすすめしません。
旧タイプは暗闇でも分かるような商品だったんですがね、、
新タイプは暗い場所では温度がすぐに確認できないので個人的には機能ダウン感が否めません、、
GEXは照明時間の制御も可能ですが、私は一度も利用したことがないです。
個人的にはインコに関しては温度を管理してくれる機能さえあればいいと思います。
ただし、インコの日光浴不足のために紫外線ライトをつかいたい、あるいは現在使っている人は多機能タイプのサーモスタットの方がいいと思います。
ペットヒーター単体で使ってはいけない理由
ペットヒーターを単体で使ってはいけない理由ですが、単体で使うと単純に暖かくなりすぎたりして、温度管理ができないからです。
じゃあ低ワットタイプを買えばいいのでは?
と思う方がいると思いますが、20Wの低ワットタイプはインコの保温には不十分です。
実際に20Wのペットヒーターも購入して使ったことがありますが、ペットヒーターの周囲がほんの気持ち程度しか温かくなりません。
個人的な感想ですが使い物にならないと思っています
私も20Wを買ってから、パネルヒーター、60Wのペットヒーターを買い直しています。
初期投資はかかりますが、40W以上の高ワットのペットヒーターとサーモスタットを併用した方が結局は使い勝手がいいんです。
アサヒのペットヒーターをおすすめする理由
ペットヒーターを初めて購入する場合は、アサヒの40W以上のペットヒーターをおすすめするのには理由があります。
- 40Wから100Wまでの電球のサイズが同じなので使い回しできる
- 交換電球の価格が一律同じ金額である
電球サイズが一緒なので使い回しができる
一番のメリットは40W〜100Wまでの電球サイズが同じなので使い回しができる点です。
例えばですが、
40Wだと少し保温力が弱いから60Wか100Wに変えたい
と思ったとします。
その場合、ペットヒーターのカバーはそのままで保温電球だけ高ワットのものに交換することが可能です。
アサヒは40W〜100Wまでのカバーのサイズが同じだからです。
その逆も然りで、100Wだと暖かくなりすぎると思ったら60W、40Wの低ワットタイプへ交換することも可能です。
実際に私はまず最初にアサヒの60Wのペットヒーターを買ったんですが、結局100Wに買い直しをしています。
ペットヒーターのカバーはそのままで、電球だけ交換すればいいので余計なお金がかからないのが一番のメリットです。
交換電球の価格が低ワットから高ワットまで同じであるから
ペットヒーターの電球は消耗品です。
時期が来たら交換しなければならないものなので、交換電球は安い方がランニングコストが安くすみます。
アサヒ以外に有名なペットヒーターといえばマルカンなんですが、マルカンの交換電球は高ワットになるほど金額が高くなります。
100Wだけでみるとアサヒよりかなり高いです。
メーカー | アサヒ | マルカン |
60W | 1,750円 | 1580円 |
100W | 1750円 | 3480円 |
60W以下だとマルカンの方が少し安いので、ずっと60Wだけ使うならばマルカンでもいいと思います。
しかし、私のようにラック全体を温めたくなって保温室を作ったりしたら60Wだと保温が足りなくなって、結局100Wを使う可能性もあます。
100Wになると交換電球だけで2000円くらい変わってくるので、ずっと使うとなるとペットヒーターごと買い直ししたくなる金額差ですよね。
そして、マルカンの1番のデメリットは40Wのペットヒーターを買ってしまうと60Wと100Wの保温電球は使えない点です。
40Wのものはペットヒーターのカバーそのものが小さいので、60W以上の大きな電球のサイズは取り付けが出来ないのです。
マルカンは40W→100Wへの電球の切り替えができないので自由度が下がるんです
なので、どうせ購入するならば少し高くても40Wから100Wまで使えるアサヒのペットヒーターをまず買った方がいいんです。
アサヒの方が低ワットから買っても、
100Wにしたいと思えばそのままのカバーで使えて、電球の金額も40Wから100Wまで変わらないのでトータル的に見たら使い勝手もコストパフォーマンスもいいんですよね。
パネルタイプも保温力は弱いのでおすすめしない
パネルタイプも色々あるのですが、寄り添いヒーターみたいなものははっきり言いますが暖かくないです。
まさに、これを持っていたんでわかりますが、体感的には20Wのペットヒーターとほぼ変わらないです。
パネルを直接手で触ってほんのり温かいくらいなので、寄り添い型のパネルヒーターだけでは真冬は乗り越えられないと思います。
どうしてもパネルヒーターがいいのであれば、遠赤外線のマイカヒーターが一番いいと思います。
このマイカヒーターだけは使ったことがないのですが、ヒーター本体にICサーモスタット機能が付いているので別途サーモスタットを用意する必要がないようです。
デメリットとしては、大きくて場所を取るので通常のペットヒーターより省スペースではないことと、ヒーターがかなり大きいので慣れるまでインコが怖がる可能性もある点だと思います。
マイカヒーターは60Wなので、100Wよりはたぶん暖かくはないと思うんですが、交換電球が不要なことと自然な暖かさが魅力みたいですね。
パネルヒーターならばマイカヒーター一択で検討した方がいいと思います!
まとめ
これを買えば間違いなしのペットヒーターについてまとめます。
- ペットヒーターはアサヒのペットヒーターを利用する
- デジタルサーモスタットとの併用必須
- ペットヒーター周辺だけ暖めたい人はとりあえず40Wを準備する
- ケージを設置しているラック全体を温めたい人は60W以上を準備する
- どうしてもパネルヒーターがいい人はマイカのパネルヒーター一択で検討する
こんな感じです。
保温器具も決して安い品物ではないので慎重に選んで後悔がないようにしたいですよね。
この記事が愛鳥家の保温器具選びの参考になれば幸いでございます。