インコの鳴き声が意外に大きくてびっくりした経験はありませんか?
一軒家でも住宅が密集したエリアや、マンションやアパートといった集合住宅だと鳴き声が気になって気が気じゃないですよね。
面倒な近隣トラブルを避けるためにもインコの鳴き声には特に気を使わなければいけません。
集合住宅でインコの鳴き声の防音対策にはアクリルケースが有効だと言われているのをご存知ですか?
アクリルケースがあれば集合住宅でも安心してインコと暮らすことができるようになりますよ。
今回の記事ではインコの防音対策としてアクリルケースを利用するメリットとデメリットについて紹介したいと思います。
防音対策としてアクリルケースを使う4つのメリット
インコの防音対策としてアクリルケースを利用するのは非常に有効です。
防音以外にもたくさんのメリットがあります。
- 防音効果が高い
- 保温力が高い
- 脂粉の飛散を防止できる
- 透明度が高いので部屋の雰囲気を崩さない
防音効果が高い
アクリルケースの最大のメリットはインコの鳴き声に対する防音効果です。
全く聞こえないようにすることはできませんが、甲高い声などは軽減することが可能です。
防音用としてアクリルケースを使用する場合は厚さ5mmが一番扱いやすいので、購入する場合はアクリル板の厚さはしっかりチェックしましょう。
5mm以上になると、アクリル板自体が非常に重くなり、少し持ち上げるだけでも大変になってしまいます。
インコの防音対策としてアクリルケースを購入する際はアクリル板の厚みには注意して購入する方がいいですよ。
保温力が高い
全方面アクリル板で覆われているため保温力に優れています。
保温力は高いからといってアクリルケース内が密閉されているわけではないので、インコが窒息する心配はないです。
通気孔やコンセント穴はしっかり空いているので、呼吸はしっかりできますので飼い主は安心してケースを利用することができます。
アクリルケースは保温器具と合わせて利用することで、効果を最大限に発揮することができるので、保温器具との併用がおすすめです。
アクリルケースの中に保温電球とサーモスタットを設置すればアクリルケース内の温度を一定に保つことが可能です。
寒い時はもちろんのこと、体調を崩した時などにもアクリルケースがあれば簡単に温度管理ができるのでおすすめです。
部屋の雰囲気を崩さない
アクリルケースは透明度が高いので、部屋の雰囲気を崩すことなく利用することが可能です。
アクリル板はガラスと遜色ないクリアな色です。
インコの保温ケースとして従来より人気があるので最近では様々なメーカーから販売されています。
アクリル板の高い透明度のおかげで、大きいアクリルケースを置いても部屋に圧迫感を感じることもないためインテリアの邪魔にならないのもいいですよね。
アクリルケースのデメリット
- 値段が高い
- 重いので扱いずらい
- 捨てるのが大変
値段が高い
アクリルケースの値段は決して安くありません。
サイズによって値段は大きく異なってきますが、通常のケージ用のアクリルケースであれば3万円〜6万円程度といった価格帯になると言われています。
結構値段が高いので、アクリルケースの導入を諦めている方も多いんですよね。
もしアクリルケースを導入したい理由が、防音ではなく保温を目的にしているのであれば自作で保温室を作成することは可能です。
我が家は防音を目的にしていないので、主に100均アイテムを使って自作で保温室の作成をしています。
重いので扱いづらい
アクリルケースはとにかく重くて扱いづらいのもデメリットとしてあります。
楽天市場などで販売されているアクリルケースの重さは5kgから8kg程度あります。
その分、保温・防音には効果を発揮しますが、アクリルケースの設置場所を変更する時などの移動時にはなかなか大変な作業になってしまします。
捨てる時が大変
かなり大きいのでゴミ袋には入りません。捨てる際は粗大ゴミになります。
どうしてもゴミ袋で捨てたい場合は、専用のカッターで切ってからゴミ袋に入れれば捨てれますが、どちらにしても面倒です。
私はアクリルケースを使っていましたが、廃棄する際は粗大ゴミとして近所のリサイクルセンターに持っていきましたが捨てるのが大変だと感じました。
アクリルケースのおすすめ販売店
保温・特に防音効果を期待している方におすすめなアクリルケースのメーカーさんをご紹介します。
アクリル工房
アクリル専門店であるアクリル工房さんが作成しているアクリルケースはインコ専用のアクリルケースの取り扱いがあるので非常におすすめです。
アクリル板の専門店なので、インコ用品メーカーから出しているアクリルケースより比較的安価に手に入れることが最大のウリだと思います。
5mmのアクリル板を採用しているので扱いやすい上、防音にも効果が期待できます。
サイズの調節も細かく設定があるのでほぼ全てのケージサイズで利用することができますし、サイズ展開が豊富なので保温電球を外付けしたい飼い主さんにも安心の仕様になっています。
扉のタイプも差し込み式や観音開きタイプの2種類から選べますので、自分のニーズに合わせて選べるのも嬉しいですよね。
防音をしつつ作業性が高い状態で使いたいなら観音開きタイプに、防音効果を最大限に高めたい場合は差し込み式にしてもいいかもしれません。
アクリル工房さんは価格帯が手頃なので、アクリルケースが高くて手が出せない!という方には特におすすめのメーカーさんになります。
ハッピーケースさん
ハッピーケースさんはインコ飼いの中では有名です。
吸音材や隙間テープ等をアクリルケースに導入していらっしゃいます。
ネット販売限定で、直接取引のみになりますが、保温防音に優れたアクリルケースを開発、作成されています。
アクリルケース内に吸音材を使用したり、とにかく防音に特化したアクリルケースを作成されています。
以前、私が埼玉の大型インコカフェ(FREAKさん)に行ったのですが、FREAKのオーナーさんはハッピーケースさんのアクリルケースを採用されていました。
大型インコにも防音効果を発揮することができるのが、ハッピーケースさんというわけなんですね。
防音メインで考えているのであれば、ハッピーケースさんがおすすめです。
まとめ
今回は、アクリルケースのメリットデメリット、おすすめメーカーさんをご紹介させていただきました。
部屋の雰囲気を崩さず、保温&防音に関して大きな効果が期待できるのがアクリルケースの最大のメリットと言えます。
アパートやマンションといった集合住宅でのインコの鳴き声に悩んでいる方がいたら、アクリルケースを検討してみるのも良いかもしれませんね。
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